コーチング英会話のトライズです。今回のテーマは、英語スピーキング試験のVersantです。
「VERSANTって名前は聞いたことがあるけど、どんな試験なの?」「TOEICや英検など他の英語資格試験と比べてどうなの?」こういった疑問を解決します。
最近は日本国内にいても、VERSANTという名前をよく聞くようになりました。しかし日本では、英語学習者でさえもVERSANTについて詳しく知っている方はそれほど多くはありません。
そこで本記事では、
- VERSANTとは?
- VERSANTの試験内容
- VERSANT受験のメリット
についてVersantを英語力を測る指標として採用しているトライズのコンサルタントが解説します。
VERSANTについて正しい知識を身につけましょう。
VERSANTとは?
VERSANTとは、ビジネス英語力を測るオンライン型の英語試験です。イギリスのピアソンによって開発され、日本では日本経済新聞社によって提供されている英語試験です。日本国内では、TOEICやTOEFL、英検と比べるとまだまだ認知度は低いですが、最近急速に受験者数を伸ばしている試験です。
国内外のグローバル企業で英語力を測る際に採用されることが増えています。また、米国防総省などの政府機関でも導入されており、信頼性は非常に高いです。
VERSANTの試験内容

VERSANTには、以下3種類の試験があります。
- スピーキングテスト
- ライティングテスト
- プレイスメントテスト
スピーキングテスト
スピーキングテストのテスト時間は約20分、出題数は63問です。総合点は20〜80点の間で採点されます。受験料は5,500円(税込)です。
設問の内訳は以下の通りです。
- 音読8問
- 復唱16問
- 質問24問
- 分の構築10問
- ストーリーリテリング3問
- 自由回答2問
ネイティブによる英語での質問を聞いて、それに回答するテストです。リスニング力とスピーキング力の両方を測定できます。
ライティングテスト
ライティングテストの出題数は42問です。総合点は20〜80点の間で採点されます。受験料は、4,400円(税込)です。なお、スピーキングとライティングのテストをセットで受けられる「VERSANT English Speaking & Writing Test」の受験料は8,800円(税込)です。
設問の内容は以下の通りです。
- タイピング1問
- 空欄補助20問
- ディクテーション16問
- 文章再構成4問
- Eメール記述1問
文章や語彙だけではなく、丁寧さなどを含めて英語を適切に各力を測定します。
プレイスメントテスト
プレイスメントテストの試験時間は約50分、出題数は81問です。総合点は20〜80点の間で採点されます。受験料は、7,700円(税込)です。
設問の内容は以下の通りです。
- 音読2問
- 復唱16問
- 分の構築10問
- 会話12問
- タイピング1問
- 空欄補助20問
- ディクテーション16問
- 文章再構成
- 3問
- 要約と意見1問
スピーキング、リスニング、ライティング、リーディングの4技能の総合的な英語力を測定できます。
VERSANT受験のメリット

VERSANTのメリットは大きく3つあります。
オンラインで受験できる
VERSANTはオンラインで受験できます。スマホやパソコンとネット環境さえあれば、どこにいても受験可能です。
他の英語資格試験の場合は、受験票に記載されている会場に行って、試験を受ける必要があります。公共交通機関を使って、わざわざ試験会場まで向かうのは、手間がかかります。特に交通の便が悪い田舎から試験会場に向かう場合は、会場に行くだけでも一苦労ですよね。
しかしVERSANTはオンラインで受験できるのでその心配は不要です。試験会場に向かう手間が一切かからないので、100%試験に集中できます。
24時間受験できる
VERSANTは24時間いつでも受験できます。早朝でも深夜でも受験可能です。なぜなら、全ての受験者に同じ問題が出題されるわけではないからです。全ての受験者に同じ問題が出題されるわけではないのなら、いつ受験をしようと平等ですよね。
また仕事や学校などの都合でなかなか資格試験を受験できなかった方もVERSANTであれば、問題なく受験できます。他の英語系の資格試験は原則として、土日に開催されます。土日なのでほとんどの方にとっては、受験しやすい日程でしたが、土日に仕事や学校がある方にとっては受験することができませんでした。
しかしVERSANTは24時間いつでも受験ができるので、土日が忙しい方は平日に、昼間が忙しい方は早朝や深夜に受験ができます。
すぐに結果が分かる
VERSANTは受験後数分ですぐに結果がわかります。通常英語系の資格試験は、受験をしてから結果が分かるまでに少なくとも2週間程度はかかります。なぜならその間に採点をしたり、スコアの郵送手続きを行っているからです。
しかしVERSANTはオンライン試験なので、自動で瞬時に採点がされ、試験終了からわずか数分で結果を知ることができます。試験が終了してから、試験結果が送られてくるまでの期間は、ソワソワして他のことが身に入らなかった方も多いのではないでしょうか。
しかしVERSANTでは、その心配は不要です。すぐに結果を把握して、次の対策を立てられます。
VERSANT受験のデメリット

VERSANTのデメリットは大きく2つあります。
認知度が低い
VERSANTは、日本ではまだまだ認知度が低い試験です。TOEICやTOEFL、英検は英語学習者も、英語を学習していない方も知っている試験です。しかしVERSANTは知らないという方が多いです。現にこの記事を読んでいるあなたも、TOEICやTOEFLは知っていてもVERSANTのことはよくわからないからこの記事を読んでいるはずです。
VERSANTは認知度が低いので、他の英語資格試験と比べると、就活でもそこまで役に立ちません。あくまで企業内で自分の英語力を示すために使ったり、自分で自分の英語力を知るために使ったりという使い方がおすすめです。
参考書が少ない
日本ではVERSANTの受験者がまだまだ少ないです。受験者が少ないので、参考書もTOEICや英検と比べると数が少ないです。
資格試験の対策をする時は、基本的には参考書を使いますよね。もちろんVERSANTの参考書は販売されています。しかし自分のレベルに合っていて、使用感も気にいるような参考書はない可能性もあります。
トライズではVERSANTスコアを英語レベルの指標として採用

最近では、英語コーチングスクールでもVERSANTが英語力を測る指標として取り入れられています。英語コーチングスクールTORAIZ(トライズ)でもVERSANTを英語レベルの指標として取り入れています。
「トライズで、VERSANTを24点アップした成功事例とは?」
今ならVERSANTを無料で受験できる!
TORAIZ(トライズ)では、最大40万円割引のキャンペーンを実施しています。さらに今なら、VERSANTスピーキングテストを無料で受験できます。
VERSANT受験の目的は、VERSANTで良いスコアを取ることではないはずです。自分の英語力を測るためではないでしょうか。
TORAIZ(トライズ)の英語コーチングで英語力をみっちり鍛え上げ、VERSANTで自分の英語力を確認してみてはいかがですか。
まとめ
VERSANTの概要についてまとめました。VERSANTは日本ではまだあまり知られていないものの、信頼性のある試験です。今後よりメジャーな試験になっていくことは間違いないでしょう。
英語学習者は、今のうちからVERSANTを受験しておきましょう。
コーチング英会話トライズ(TORAIZ)では、一人ひとりのレベルや目標から英語力を上げるサポートをします。ビジネス英語を取得したいという方は、「トライズの無料カウンセリング」へ。